HARADA Mitsuo

1965年、福岡県出身。
美術スタッフとして阪本順治監督などの作品に多数参加したのち、セットデザイナーを経て、『愚か者 傷だらけの天使』(98)で美術監督を務める。00年、『顔』『ざわざわ下北沢』で毎日映画コンクール美術賞、藤本賞特別賞を受賞。以後も、『舟を編む』(13)、『日日是好日』(18)で毎日映画コンクール美術賞を受賞。YOIHI PROJECTを立ち上げ、第1弾作品として美術監督ほか企画・プロデューサーとして関わった『せかいのおきく』(23)ではキネマ旬報ベスト・テン第1位(日本映画作品賞)ほか数々の映画賞を受賞した。その他の作品に『亡国のイージス』(05)、『テルマエ・ロマエ』(12)、『許されざる者』(13)、『散り椿』(18)、『空母いぶき』(19)、『弟とアンドロイドと僕』(22)などがある。